Interview 6. 学ぶ機会は自分でつくれる。10年後に何をしたいのか、未来の自分をイメージしてください。 副病院長 五本木武志

  • 簡単な自己紹介と現在の診療科についてお聞かせください。

    昭和63年筑波大学医学専門学群卒業、2年間の外科ローテーションの後に、3年目から消化器外科に入り、それ以来ずっと消化器外科です。消化器外科は、現在かなり細分化していますが、自分はいわゆる一般外科で特別なスペシャリティーはありません。米国にいた3年間を除き、ずっと一般外科でやっています。

    現在の診療科を選ばれた理由をお聞かせください。

    外科系に進むことは、医学生の時から決めていました。消化器外科を選択したのは、手術がバリエーションに富んでいてやりがいがあると感じたことです。

    筑波学園病院を勤務先として選ばれた理由をお聞かせください。

    300床前後の小回りのきく病院で、救急をやっている、また全科の先生がいるという環境は、いろいろな先生から幅広い知識を教わるのと症例を経験するのにとってもよかった。自分のイメージとマッチしていて、ことしで勤務13年目です。

  • 研修先としての筑波学園病院の魅力はなんですか? 教育体制・福利厚生などの特徴・長所を教えてください。

    一般的な疾患をすべて網羅して経験できること。しかし、患者一人一人はバックグラウンドも異なり、同じ疾患でも違う様相で見えます。救急当番や当直なども割り当てられているので、自分がその気になれば、何でも経験できます。

    研修医を指導するにあたって心がけていることはどんなことですか?

    いわゆる自己流や名人芸ではなく、一般的な基礎知識や手順、基本手技を遵守すること。

  • 研修医として必要な心構えはどういったことだと思いますか?

    豊富な症例を経験する、経験する機会を引き寄せるのも、実力のうちです。本を読んだり、勉強するのも大事だとは思いますが、なるべく多くの時間を、実地(診察や問診、読影、検査、手術など)に費やしてほしい。またそうすることで、他人(患者)と話す、コミュニケーションするスキルを磨いてほしい。

    先生の研修医時代のお話をお聞かせください。

    自分が研修医だった頃は、ローテーションする度に、忙しい、大変な症例に当たるなど、いつもドツボにはまっていた。その頃はきっと自分は、要領が悪く、仕事も遅いせいだと思っていた。しかし、今考えると、それが結局自分の経験の幅をひろげていた。研修医の頃は、貧乏くじを引く、ひとより大変な思いをすることをあまりいとわない方がいい。

    これから研修先を選ぶ医学生の皆さんにとって、病院選びのポイントはどのようなことだと思いますか?

    あまり病院のネームバリューにとらわれないこと。基本的に、どんな病院でも学ぶ機会はあるものだ、また自分でつくるものだと考えると、選択の幅が広がります。

医学生の皆さんにメッセージ MESSAGE

病院を考えるときは、現在のことだけではなく、未来の自分もイメージして、10年後、15年後に どういうことをしたいのかとか、いろいろな視点から総合的に考えてください。なにか一つ魅力的な 部分があったとしても、病院の雰囲気は変わるものです。

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